読書のペースが悩ましいっていう話。
今日は仕事帰りに図書館に立ち寄り。
延滞していた本を返すために行ったのだけど、また新たに3冊借りてしまった。
いつもいつも「今度こそ延滞しないぞ、そのために読みきれる量だけ借りるのじゃ!」という気持ちで行くんだけども、本棚の間をふらつくと、あれもこれも読みたくなる気持ちがムクムクしてダメなんだな~。
と言っても、たかが3冊。
2週間で3冊なんて、読むひとからすれば屁みたいな速度かもしれないが、今のところ私にとってはこれでも精一杯なペース。
じっくり一文一文を味わいたいと思うと、どうしてもノロノロしちゃうんだよな~。
だいたいの話の筋は把握していても、文章の面白さをちゃんと味わえてない気がして何度も同じところを読んだりしてしまう。
話の面白さはもちろん、言葉遣いの妙みたいなものも楽しみたいからこうなるんだな。
言葉のチョイスとか文章運びが面白い人の本を、ニヤニヤしながらじっくり読むのが好き。好き好き大好き。
うえ~こんな言い回ししますか!とか、すっげえな~こんな惹きつける文どうやったら思いついちゃうの、とか、興奮で鼻息フガフガしながら読むのは至福なり。
だがしかし同時に、この読み方は結構体力を使う。単純に話を楽しむのに加えて、勉強しているような意識だから。ゆえに、疲れているとなかなかページをめくる手が進まない。
通勤時がメインの読書タイムなんだけど、そういう時は本を開くことすら億劫になっちゃうのだ。
ストーリーだけをざっくり追うなら、もっと早く気軽に読めると思うのやが、なんともはや。
それに、言葉の魅力を楽しむのは大好きなんだけど、もっとたくさんいろんな本を読みたいなあという気持ちもあり。
世界には私が知らない面白い本が溢れるほどあって、でも私が死ぬまでに読める本の数は限られてて、てかもう三十路だし、老眼っていつごろくるのかしら、老眼になったら本読むの辛くなるのかしらとか思うと、1冊にこんなに時間を使ってていいのかなという気もしてくる。
う~む悩ましい。てか、残された時間を考えると時々ぞっとしますわよね。三十路ビギナーとしては。
あ~あ、世界の面白い本ぜんぶ知りたいな~。精神と時の部屋ほんとにどっかに存在してね~かな~。
あっいけね、悩ましすぎて妄想が壮大になっちまったぜ。
とりあえず今回はちゃんと期限通りに返せるようにがんばるんだぜ。むっほっほ。